「瓦屋根も定期的に塗装した方がいいの?」「訪問業者から屋根塗装を勧められたけれど、本当に必要?」と迷っていませんか。
瓦はどれも同じように見えますが、粘土から作られた瓦とセメントを主成分とする瓦では、必要なメンテナンスが異なります。
この記事では、可児市・美濃加茂市周辺で屋根の状態が気になっている方へ、瓦屋根に塗装が必要かどうか、屋根材ごとの違いや点検したい場所を分かりやすく解説します。
この記事で分かること
- 塗装が必要な瓦と必要でない瓦の違い
- 屋根材ごとの基本的なメンテナンス
- 瓦以外に確認したい屋根の部分
- 専門業者へ点検を相談する目安
💡この記事の結論
瓦屋根に塗装が必要かどうかは、使用されている瓦の種類によって異なります。陶器瓦やいぶし瓦は基本的に塗装を必要としませんが、セメント瓦やモニエル瓦は表面を保護するために塗装が必要になる場合があります。
瓦屋根には塗装が必要なものと不要なものがある
瓦屋根と聞くと、日本瓦を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、瓦には粘土を焼いて作るものと、セメントを固めて作るものがあります。
粘土瓦は、焼き物そのものが雨や紫外線に強いため、一般的には塗装による保護を必要としません。一方、セメントを主成分とする瓦は、表面の塗膜によって水分の吸収を抑えているため、経年劣化に応じて塗り替えを検討します。
見た目だけで瓦の種類を判断するのは難しいため、まずは屋根材を確認することが大切です。
陶器瓦やいぶし瓦は基本的に塗装不要
陶器瓦は、瓦の表面に釉薬をかけて焼き上げた屋根材です。表面がガラス質に覆われているため、色あせしにくく、塗装で防水性を補う必要は基本的にありません。
いぶし瓦も粘土を焼いて作る瓦で、銀色に見える落ち着いた風合いが特徴です。こちらも一般的な外壁用・屋根用塗料を塗るメンテナンスは行いません。
ただし、瓦自体に塗装が不要でも、屋根全体の点検が不要という意味ではありません。瓦のずれや割れ、棟部分の傷みなどは確認する必要があります。
・瓦の割れや欠け、ずれ
・屋根の頂上にある棟瓦のゆがみ
・棟瓦まわりの漆喰のはがれ
・谷板金や壁際の金属部分のサビ
・屋根の下にある防水シートの劣化
セメント瓦やモニエル瓦は塗装を検討
セメント瓦は、セメントと砂などを主な材料として成形された瓦です。粘土瓦のように焼き固めたものではないため、表面の塗装が防水性を保つ役割を担っています。
モニエル瓦もセメント系の瓦ですが、表面に着色層があることが特徴です。塗装する場合は、古くなった着色層を適切に取り除き、屋根材に合う下塗り材を使う必要があります。
色あせ、表面のざらつき、コケや藻の増加は、塗膜が弱くなっているサインの一つです。状態によっては塗装ではなく、部分補修や屋根材の交換を検討することもあります。
瓦以外の屋根材もお手入れ方法が違う
戸建て住宅では、瓦以外にスレート屋根や金属屋根も多く使われています。スレート屋根は薄い板状の屋根材で、表面の塗膜が劣化すると色あせやコケが目立つことがあります。
金属屋根は軽く耐久性に配慮された屋根材ですが、素材や表面加工によってはサビや塗膜のはがれが発生します。塗装できる状態か、部分補修やカバー工法が適しているかは、劣化の程度によって変わります。
屋根のチェックリスト
- 地上から見て瓦のずれや割れがある
- 屋根の色あせやコケが目立っている
- 金属部分にサビや浮きがある
- 雨のあとに天井や壁へ雨染みが出る
- 台風や強風のあとに屋根を点検していない
「塗装すれば安心」とは限らない点に注意
屋根の色あせや汚れは塗装で整えられる場合がありますが、割れた瓦や傷んだ下地、防水シートまで塗装で直せるわけではありません。
また、陶器瓦やいぶし瓦へ必要のない塗装をすると、塗料が密着せず、はがれや見た目の変化につながる場合があります。屋根材の種類と傷んでいる場所を確認してから、補修方法を決めることが重要です。
屋根は高所にあるため、ご自身で上って確認するのは避けてください。地上から見える範囲を確認し、気になる部分はズーム機能などで写真に残しましょう。

まとめ
陶器瓦やいぶし瓦は基本的に塗装不要ですが、セメント瓦やモニエル瓦は状態に応じて塗装を検討します。また、瓦に問題がなくても、漆喰や板金、防水シートなどが劣化している場合があります。
可児市・美濃加茂市周辺で瓦屋根のメンテナンスが気になる方は、最初に屋根材の種類と現在の劣化状態を確認しましょう。
塗装が必要か迷ったときは、工事を決める前に屋根全体の状態を知ることが大切です。
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